こんにちは、CHAKKA-MAN(着火マン)です
私は日本生産性本部の登録養成課程卒業生です。
今回は養成課程を卒業した私が再度養成課程を受けるなら目線で、
「中小企業診断士登録養成課程」を徹底調査してみました。
このブログでは、中小企業診断士養成課程について詳しく解説し、
現在開講中の全15校をわかりやすく紹介します。
2024/11/17(日)現在、今から間に合う中小企業診断士の登録養成課程をご紹介します。
Contents
中小企業診断士になるための2つのルート
中小企業診断士資格を取得するには、まず一次試験(7科目)に合格する必要があります。
その後、下記の2つのルートから選ぶことができます。
- 二次試験合格 + 実務補修または実務従事
- 登録養成課程 or 養成課程の卒業
今回は2つ目の「登録養成課程」について詳しく解説します。
登録養成課程(養成課程)とは?
登録養成課程は、一次試験合格者を対象にした集中プログラムです。主な特徴は以下の通りです。
二次試験と実務補修が免除される。
- 半年~2年間の期間で診断士としての能力を理論と実践で養成。
- 実習5回を通じて、実際の企業相手にコンサルティングを行い、実践的な経験が積める。
- 平日昼間、夜間+土日など多様なスケジュールで学べる。
- 費用は183万円~312万円と幅広い。
また、一部の養成課程ではMBA(経営管理修士号)やMOT(技術経営修士号)といった学位取得も可能です。
ちなみに「養成課程」と「登録養成課程」の違いは、
中小企業大学校東京校が運営しているのが「養成課程」
それ以外の中小企業庁が認定した学校を「登録養成課程」と言います。
そのため「養成課程」は1校、「登録養成課程」は14校あります。
以降は「養成課程」に統一して説明します。
全15校の養成課程一覧
平日昼間コース(半年間)
- 中小企業大学校 東京校(診断士)(2024年は終了)
- 開校期間:2025/3/21-9/22
- 人数:80人
- 費用:2,343,000円+実習に伴う費用、寮費
- 場所:東京都
- 試験内容:書類審査(800字以内の小論文)、面接審査
- 学校説明会:
- 出願期間:2024/9/10~9/26
- メモ:金融機関からの派遣が多い、秋学期もあり(人数は約40名)、秋学期の募集はおそらく2025年3月下旬
- 日本生産性本部(診断士)
- 開校期間:2025/3/25-9/10
- 人数:48人
- 費用:2,750,000円
- 場所:東京都
- 試験内容:書類審査、面接審査
- 学校説明会:2025/1/17オンライン、2025/1/18リアル
- 出願期間:一次募集 11/27書類必着、二次募集2025/1/29書類必着
- 試験日程:①2024/12/6、②2025/2/7
- メモ:試験料なし、志望動機書(A4、3枚以内)、健康診断書が必要。
もし間に合うなら一次募集 11/27書類必着に迷うように書類を準備するのがオススメ!
- 札幌商工会議所(診断士)
- 開校期間:2025/3/19-9/26
- 人数:30人
- 費用:2,035,000円
- 場所:北海道
- 試験内容:書面審査、面接審査
- 学校説明会:複数回(リアル・オンライン)
- 出願期間:2024/11/1-2025/2/4
- 試験日程:後日公開
平日昼間コース(1年間)
- 法政大学(診断士+MBA)
- 開校期間:2025/3/29-2026/3/31?
- 人数:35人
- 費用:3,124,000円(全養成課程の中で最高値)
- 場所:東京都
- 試験内容:小論文、口述試験
- 学校説明会:2024/12/15、20251/17
- 出願期間:①2025/1/8~1/15、②2025-1/29-2/5
- 試験日程:①2025/1/26、②2025/2/16
- メモ:学歴証明書等の書類が必要
平日夜間 + 土コース(1年間)
- 日本マンパワー(診断士)
- 開校期間:2025/3/15-2026/3/15
- 人数:24人
- 費用:2,750,000円
- 場所:東京都
- 試験内容:書類選考、1次知識に関する理解度の確認、個人面談およびグループ討論
- 学校説明会:HP見当たらず
- 出願期間:~2025/1/20
- 試験日程:理解度試験 2025/2/1、面談系 2025/2/8
- メモ:試験料なし
- メイ・ウシヤマ学園 (ハリウッド大学院大学) (診断士)2024年より新設
- 開校期間:2025/3/25-2026/4/18
- 人数:16人
- 費用:2,500,000円(実習での宿泊交通費除く)
- 場所:東京都
- 試験内容:書類審査、面接審査
- 学校説明会:2024/12/14、2025/1/11
- 出願期間:2024/12/16-2025/1/21
- 試験日程:2025/1/25
- メモ:2024年10月18日に中小企業診断士登録養成機関として登録、学費は一括前納
- 日本工業大学(診断士+MOT(技術経営修士)
- 開校期間:2025/3月~2026年3月(おそらく)
- 人数:15人?
- 費用:2,500,000円
- 場所:東京都
- 試験内容:書類(履歴書、志望理由書等)審査、面談試験
- 学校説明会:2024/12/07、2025/1/25(その他授業見学・個別説明会あり)
- 出願期間:①2024/12/16-12/23、②2025/2/3-2/10
- 試験日程:①2025/1/24、②2025/2/23
- メモ:学歴証明書等の書類、健康診断書が必要
- 一般社団法人中部産業連盟(診断士)
- 開校期間:2025年3月-2026年2月
- 人数:32人
- 費用:2,420,000円
- 場所:愛知県
- 試験内容:書類審査、筆記試験、面接
- 学校説明会:2024/12/21
- 出願期間:2024/12/23-2025/1/8
- 試験日程:2025/1/25、2025/2/1、2025/2/2
- メモ:
- 大阪経済大学(診断士)
- 開校期間:2025/3月~2026年3月(おそらく)
- 人数:24人?
- 費用:約200万円
- 場所:大阪府
- 試験内容:面接(個人・グループ)?、筆記試験?
- 学校説明会:不明
- 出願期間:不明(2023年度は11月20日までだったらしい)
- 試験日程:不明
- メモ:募集要項が空白のため個別問合せが必要
- 一般社団法人福岡県中小企業診断士協会(診断士)(2024年は終了)
- 開校期間:?
- 人数:不明
- 費用:2,750,000円
- 場所:福岡県
- 試験内容:書面資産、面接審査
- 学校説明会:不明
- 出願期間:不明
- メモ:11月開校のため2024年は終了
平日夜間 + 土日コース、土日中心(2年間)
- 東洋大学(診断士+MBA)
- 開校期間:2025/3月~2027年3月(おそらく)(基本は土日開校)
- 人数:24人
- 費用:257万円(去年の情報)
- 場所:東京都
- 試験内容:面接×2回(養成課程、研究計画)(去年の情報)
- 学校説明会:2月入試分を準備中
- 出願期間:2月入試分を準備中
- 試験日程:2月入試分を準備中
- メモ:学歴証明書や研究計画書等の書類が必要
- 千葉学園(千葉商科大学) (診断士+修士(経営管理)の学位)
- 開校期間:2025/3月~2027年3月(おそらく)(基本は土日開校)
- 人数:30人
- 費用:2,579,160円
- 場所:千葉県
- 試験内容:個人面接、グループディスカッション
- 学校説明会:2024/12/7リアル、12/18オンライン、2025/1/11リアル
- 出願期間:①2024/12/10-2025/1/9、②2025/1/21-2/6
- 試験日程:①2025/1/25、②2025/2/22
- メモ:学歴証明書等の書類が必要、最寄駅から遠い
- 城西国際大学(診断士+修士)
- 開校期間:2025/3月~2027年3月(おそらく)(土曜日+一部平日夜間)
- 人数:16人
- 費用:2,762,000円
- 場所:東京都
- 試験内容:書類審査、個人面接
- 学校説明会:2024/12/21オンライン、2025/1/12オンライン
- 出願期間:①11/22-11/28、②2025/1/31-2/6
- 試験日程:①2024/12/14、②2025/2/21
- メモ:学歴証明書等の書類が必要、・推薦書(署名捺印・厳封)が必要※用意できない場合は、その理由の書類
- 兵庫県立大学(診断士+MBA)
- 開校期間:2025/3月~2027年3月(おそらく)(土曜日中心)
- 人数:45人
- 費用:1,834,600円(全養成課程の中で最安値)
- 場所:兵庫県
- 試験内容:推薦入試 口述試験、一般入試 小論文、面接
- 学校説明会:2024/12/18
- 出願期間:2025/1/8-1/15
- 試験日程:2025/1/25
- メモ:一般と推薦入試が存在、養成課程の中では最安値
- 関西学院大学(診断士+MBA)
- 開校期間:2025/3月~2027年3月(おそらく)(平日夜間+土日)
- 人数:16人
- 費用:約220万円
- 場所:大阪府
- 試験内容:書類審査、筆記試験、面接
- 学校説明会:2024/12/1
- 出願期間:2025/1/15-1/22
- 試験日程:筆記試験:2025/2/8、面接:2025/2/16
- メモ:第1次募集の出願期間が終了、2月試験は第2次募集のため募集定員は若干名、授業は大阪で受講
費用負担の軽減策について
特に大学でやっているケースが多いのですが、養成課程が「専門実践教育訓練給付金」の対象になっている場合があります。
この場合は、1年間で約50万円、2年間で約100万円ほど給付されますので、かなりトータルの費用を節約できます。
※詳しくは養成課程HPをご確認ください。
(あくまで私見)CHAKKA-MANのオススメ養成課程
自分が再度養成課程に通うならを想定して、タイプ別オススメ養成課程をお伝えします。
※あくまで自分の考えになりますので、最適な養成課程はその方の状況によると思います。
会社員をしながら養成課程に通う場合
このケースが一番多いのではないかと思います。
この場合、私なら短い期間で卒業できる下記の養成課程を選ぶと思います。
1年生の養成課程 > 2年生の養成課程
関東在住なら
(1年生の養成課程)
第一志望 メイ・ウシヤマ学園 (ハリウッド大学院大学)
第二志望 株式会社日本マンパワー
(2年生の養成課程)
第一志望 城西国際大学
第二志望 千葉学園(千葉商科大学)
(理由)
入学試験の準備が少ない所かつ、
MBAを取得を希望しないため在校中の負担を減らせそうな所(ここは説明会や口コミで確認する)を
選択ししたいため
既に独立していて養成課程に通う場合
このケースはそこまで多くないと思いかもしれませんが、
私がまさに養成課程を選択したケースはこれでした。
「半年間の養成課程」を選択
第一志望:日本生産性本部
第二志望:札幌商工会議所
(理由)
元々仕事を個人事業主として仕事をしていたため、
1年生もしくは2年制の養成課程を検討していました。
ところが、自分の性格上2年も働きながら養成課程に通い続けるのは、
仕事と養成課程のどちらにも力をかける性格であるため、大変だと考え直し、
取引先に相談し、短期間で卒業できる半年間の養成課程に絞ることにしました。
また、考えを改めたタイミングでは、中小企業大学校の選考は終了していたため、
日本生産性本部を最初に受けて、落ちたら札幌商工会議所を受験し、
札幌に家を借りながら、札幌商工会議所の養成課程に通うつもりでいました。
まとめ
私自身、日本生産性本部の養成課程に通って非常に良かったと思っています。
何より実務に近い実際の企業相手に行うコンサルティングの実習を5回も経験できること、
苦労を共にしたこれからも関係が続く仲間が一斉にできたこと
これが大きかったと思っています。
養成課程の選択をされる方が年々増えつつあると聞いています。
二次試験に加えて養成課程の選択肢を増やすことを個人的にはオススメします。
また私のYouTubeチャンネルでも、養成課程や中小企業診断士に関する情報を発信しています。
よければ見てください。
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【YouTubeチャンネル】
養成課程卒【自称】日本一 チャレンジする中小企業診断士(申請中) のCHAKKA-MANチャンネル
https://www.youtube.com/@CHAKKA-MAN55
【動画でも説明しています】
【保存版】今から出願できる!! 中小企業診断士 養成課程をもう1回受けるなら目線で調べてみたら1校増えてた!!
※このブログはあくまで参考情報として見ていただき、
実際の情報はHP等よりご確認ください。
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